世界リートの中におけるJリートの強みと弱み

Jリートの世界における位置づけ

最近は、Jリート・ファンドの人気が高まっています。Jリートとは、その名前が示すように、Japanのリートということですが、それでは世界のリートとはどのようなもので、その中で日本のリートはどのような位置づけにあるのでしょうか。ここでは、この点について、解説していくことにしましょう。まず、リートの世界市場規模は約123兆円です。その内訳は、米国が約65パーセント、日本が約9パーセントとなっている状況です。

市場規模が伸びるJリート

つまり、日本は世界で第二位のリート市場規模を持っているわけですが、米国がダントツの1位となっているわけです。第3位はオーストラリアの約7パーセント、第4位は英国の約6パーセント、第5位はオーストラリアの約4パーセントという具合になっていますから、第2位以降はドングリの背比べといった状態です。このことは、Jリートの市場規模が伸びる可能性がまだ十分にあるということを示していると言えるのではないでしょうか。

Jリートの不安定要因

ただ、逆の見方をしますと、Jリートの市場にはまだ不安定な要素があるとも考えられます。例えば、米国リートの場合には、多種多様な業種のリーチが存在しているのに対して、Jリートはオフィス用のリートが中心となっているといった偏りがあります。従って、米国リートの場合には、1つの業種におけるリートの調子が悪くなったとしても、別の業種のリートは好調であるというように、市場の安定性を担保するものがあるのですが、日本の場合には不安定になってしまう可能性があるわけです。

j リートのファンドとは取引所で集められた資金を使って、不動産などを購入することで得られた利益を出資者に配当する金融商品になります。